2011年09月27日

InDesign 2_PDF読本2-3 Illustrator PDFを貼り込むときのトリミングの方法1

トリムマークを付けたIllustrator 10 PDFの貼り込み

 DTPで利用するDistiller以外のPDFには、Illustratorで保存したPDFとInDesignで書き出したPDFがあります。ここではIllustratorのPDFを見ていきましょう。

  IllustratorのPDFを考えるとき、Illustratorのバージョンについて振る舞いが異なることがあります。まず、Illustrator 10のPDFについて見てみます。

 A5サイズのドキュメントにトリムマークを付け、書類設定を少し大きめにしたB5のPDFとして保存します。このPDFをInDesignに貼り込むと、[読み込みオプションを表示]の[トリミング]では、四つのオプションがアクティブになります。「境界線ボックス」「アート」「トリミング」「メディア」です。

InDesign_PDF2-3-1.gif

 「境界線ボックス」と「アート」は見た目は同じように貼り込まれますが、「境界線ボックス」の方は、Distillerと同じく天地と左右が「0.423mm」ずつ大きくなっています。ところが「アート」の方はそうはならないのです。大きくならずIllustratorで認識するサイズのまま貼り込まれます。ということは、Illustratorのトリムマーク付きのPDFを貼り込むときは、「境界線ボックス」よりも「アート」の方がいいことになります。

認識できるサイズは書類設定内のみになる

 IllustratorのPDFを貼り込むときに注意したいのは、いずれの設定でも書類設定内のオブジェクトしか認識できないことです。たとえば、ドキュメントの書類設定を「A5」にして貼り込むと、書類設定サイズ内のオブジェクトのみを認識します。ですから、Illustrator 10のトリムマークを利用したPDFを貼り込むときは、書類設定サイズをトリムマークより大きくする必要があります。

 ただし、「アート」で貼り込むときは、書類設定より外のオブジェクトも認識します。大きめの書類設定で作成したPDFと同じように、トリムマークを含めてInDesign 2.0に配置されます。ところが、このInDesignのドキュメントをプリンタから出力すると、書類設定外のオブジェクトは出力されません。

InDesign_PDF2-3-2.gif

 つまり、IllustratorのPDFでは、書類設定サイズがあって、それに対してオブジェクトを認識するようになっているのです。 Illustrator 10でPDFとして保存し、それをInDesignに貼り込むときは、出力対象のオブジェクトはすべて書類設定内に収めるようにしましょう。

 


タグ:InDesign,PDF
posted by jink0222 at 21:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | InDesign 2_PDF読本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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