2011年09月26日

CS2段落スタイル25 禁則と文字組みを指定する[日本語文字組版]

 文字組版の指定は[日本語文字組版]で行います。ここではあらかじめ作成した観測処理や文字組み設定を指定するようになっています。用途に合わせて、文字組版を使い分けます。

  [日本語文字組版]で設定するものは、大きくいって

禁則処理
文字組み(文字アキ量の設定)
行送りの基準位置
縦組み中の欧文回転


があります。

 まず、[禁則処理]ですが、ここでは書式メニューの[禁則処理セット]で作成されたものを指定します。もしくは段落パレットで指定します。行頭の拗促音を禁止した「強い禁則」や、そうではない「弱い禁則」以外に「韓国語禁則」や「中国語禁則」が用意されています。

IC25-01.gif

 [禁則調整方式]では、禁則文字が行頭や行末にきたとき、その文字の処理を決めます。前の行を詰めて追い込む方法と、前の行を詰めずに次の行に送る方法があります。「追い込み優先」「追い出し優先」「追い出しのみ」「調整量を優先」から選択します。日本語をベタで組む場合は、「追い出しのみ」にします。

 [分離禁止処理]と[連数字処理]も分離禁則になります。[分離禁止処理]は、[禁則処理セット]にある[分離禁止文字]を分離禁止にする設定です。[連数字処理]は、横組みの全角数字と縦組みの全角や漢数字を分離禁止にします。

 [ぶら下がり方法]は、日本語の句読点が、行末にきたとき、フレームの外に配置するかどうかを決めます。ぶら下がりは、[インデントとスペース]の[揃え]で「均等配置」もしくは「両端揃え」に設定したときに有効となります。「標準」ではぶら下がりを認めます。「強制」では、行末にきたすべての句読点はぶら下がりになります。

 [文字組み]ではセットされた文字組みを選択します。文字組みセットは、書式メニューの[文字組みアキ量設定]で設定されたものから指定します。アキ量は、全角、半角、約物、禁則記号などの文字アキ量を詳細に指定するものです。主に、行頭や行末の約物の処理方法はここで指定します。

 [日本語文字組版]では、[行送りの基準位置]が指定できます。ただし、次の設定である[グリッド設定]で[グリッド揃え]が「なし」になっているときだけ有効です。

仮想ボディの上/右
仮想ボディの中央
欧文のベースライン
仮想ボディの下/左

から選択します。

 [縦組み中の欧文回転]は、これを1文字ずつ縦組みに置き換えるものです。縦組み中の欧文はそのまま流し込むと横組みのままですが、ここをチェックすると、縦組みに回転します。

 


posted by jink0222 at 22:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 段落スタイルリファレンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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